タイトルで示したように、寒冷地での各種栽培ができる技術である。
およそ6~7年ほど前であろうか、農業関係の本を何気なく見ていたところ炭酸ガスの作用を利用した栽培について記されている項目があった。自身も関心があり見学に行った。4,5回実際に育てている現場を見た。正直ハウス栽培というよりハウスの中での適当、放任野菜作りというのが本心である。しかし氷点下での過酷な環境で生きるために生きていた。
ハウスの中はトマトが中心だった。靴で突っつくとすぐ転がるキャベツ、摘花もしていないので小型メロンが多数、それから私が種を撒いたクソニンジン、その他大勢だ。これらは無施肥(液体、個体肥料は与えない)無給水、無消毒の環境での放任栽培だ。しかし植物は栄養分と水分を必死に獲得して成長していたのだ。アルテミシア成分を含有するクソニンジンは通常より3,40cmは成長著しい効果があった。炭酸ガス施肥の効果である。